夏至が過ぎて、梅雨もあけて、夏が来て、改めてオフグリッドの清々しさを考えてみた。

こんにちは、モギコです。

電気を使うことに余念がない日々。
フグリッド生活2シーズン目の夏です。
ゴールデンウィークからこっち、電気に困ることはなく
電気をこれでもか!と使っています。

梅雨の雨のときに、数回給湯器をガスモードに切り替えた程度。
電気が溢れています。太陽の恵みがいっぱいです。

そして、エアコンの季節。
例年よりも早い梅雨明けで、我が家もエアコン(冷房)スタートです。
6月の末にかなり暑い日にエアコンを掛けずに家を出たら
家が熱ごもりしちゃって、夜まで暑くって、暑がりの息子は寝苦しい夜になりました。

エアコンとの付き合い方は去年の夏に実証。
今年も晴れの日はエアコンつけっぱなしで家を暑くしないようにしています。

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このところ、オフグリッドのこと考えるときにお金ベースになってて
東京電力から請求書が来ない」
「電気代を払わなくていい」

というところに目が行きがちになっていたのですが
夏になってエアコンをずーーっと使うようになって
改めて思い直したのが

誰かに犠牲を押し付けて作った電気ではない、というところに清々しさがある。

という事でした。
それまでエアコンを使うことが、地球への負荷、誰かへの負荷との引き換えだったのですが
フグリッドにして電気に責任を持つようになる
電気を使う事への後ろめたさが払拭されるのですね。

だから好きにしていいだろ、とかそんなことじゃなくて
自然にある恵みを力を、分けてもらっている部分で賄える。
そこへの自負はやはり何よりも強い。

大規模な発電の負担ってやっぱりめちゃめちゃ大きいと思います。
原子力はさることながら、火力も水力も、そしてメガソーラーによる発電も。
一元供給しようとすると、地球の化石燃料や、ある一定の地域にまたそこの暮らしに
ものすごい負荷がかかる。
一度崩れた自然環境が元に戻るには気の遠きなる年月が必要になる。

そうしてまでして作った電気を使うのは、私には耐えられなかったのです。
電気をつくって自分で使うようになって、
その後ろめたさというか、申し訳なさから
すっぱーーーーーーん、と解放されました。

これまで私を絡め取って身動きできなく生きにくくしていたものから解放されたんだと思います。

そのかわり、天気を毎日読むようになりました。
バッテリーの様子を観察するようになりました。
より電気をうまく使うにはどうしたらいいかな、と考えるようになりました。

家の中も外も毎日観察します。
湿気を含んでくると床材の目が詰まってきます。
夏になってくると、朝露で庭がしっとりとしてきます。

 

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晴耕雨読の雨読の部分は『雨を読む』のだそうです。
自然に寄り添って、自然の中で生きることを実感するようになり
自然というグリッドと新たな結びつきができたように思います。

フグリッドは孤立ではなく『リグリッドしなおすこと』って言いますが
ほんとにそんな感じです。
必要な人やコトがどんどんつながっていく、新しい世界観を感じています。

さてさて、2年目の夏の冬に向けての準備期間です。
身体があと3個くらい欲しいなー。

モギコでした。

【昨日の晩ごはん】
・餃子(パルシステム既製品。いつになく上手に焼けました)
・豚バラ塩焼き(オットの現物支給。バラの脂身が甘くて)
・ナスとキャベツの味噌炒め

キャベツが3玉床に転がるシーズンです。

 

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学生さんが見学に来てくれました

こんにちは、モギコです。

先日、建築を学ぶ学生さんたちが我が家を見学に来てくれました。
フグリッド(電力自給)生活の実践者の実態!?を調査しているそうです。
一緒に、同じ研究室のOBの方やそのつながりの設計の方もいらして下さいました。
そもそもは調布の同じ独立電源でやってる設計事務所えねこ舎さんのご紹介です。

専門にやってる方に見てもらう機会はなかなかない。

普段、お話しするときはなるべく専門用語を使わずに
普通の会話のレベルで分かるようにお話しするのですが
今回は違います。
家つくりの話の方が主体になり、専門用語も飛び交って
なかなかに濃いい時間になりました。

素材選びにも着目してくれてうれしい限り。
そして何より、家に入った時の空気の感じがとってもいい!と
嬉しいお言葉も頂きました。

若い方たちに見てもらえるのはとっても嬉しいです。
これからを過ごす方達のスタンダードな暮らし方になるといいなと思います。
また、彼ら彼女らは『つくり手』側になる人たちです。
つくる側が提案していかないと絶対に普及しない。
その立場にある若い人たちに興味をもってもらえたのは本当に嬉しいですね。

つくり手に納得してもらえる、コストバランスや施工、メンテナンス、保障体制
この辺りも普及には必要だとは思います。

家の話で始まりましたが、オフグリッドすることによって見えてきた
『誰から買うか』
という事に意識する話に、ピンっと来た感じも嬉しいです。

何気なく過ごしていると、気づかないことも
一旦立ち止まって、どういう事なのか考えてみる。

電気は一つのきっかけでした。
電気は電力会社から買うしかない、と思っていた頃
買うしかない、というより、その行為に何の疑問も持っていなかった。
意識して「買う」という事をしていたのでもありません。
電気を使う。ってただそれだけでした。

そうじゃない。使った代償にお金を払う。
お金を払うってことは、その企業その相手を支援することにつながる。

そういう風に「買う」という行為を見直してみると
お金の使い方って変わってくるんじゃないかな、と思います。

いらして下さった皆さん
遠い所からありがとう。
また、違う季節にもぜひいらして下さいな。

ちょっと若返ったような気がするモギコでした。

《昨日の晩ごはん》
・つけうどん・・・暑くなってきたので冷たい麺デビューです。
・そらまめ・・・ハツモノ。採れたて。収穫してから2時間くらいで食卓です。
生産地に暮らす特権ですね。

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寄付の日

こんにちは、モギコです。

今年も寄付の日がやってきました。
我が家は3月11日をその日にしています。
寄付について初めてきちんと考えた7年前。
お金を渡すという事が意思表示になることを意識したきっかけの日です。

7年前の3月11日。
私は出産後で床上げして生活を慣らしている時期でした。
阪神淡路大震災震度7を経験している私。
地震の揺れは結構な恐怖として体が覚えていました。

7年たって、人々の記憶は風化したかもしれません。
当時のリアルな感情を忘れないためにも、この時期は見直すようにしています。
2011年にとある人に宛てたメールです。
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《前略》
被災地として扱われる地域だからか、赤児を抱えて身動きとれないからなのか、
はたまた関係ないのかもしれませんが、いろいろと考えることがありまして

ボランティア活動や募金についても考えるばかりで体が動かず、募金を有効にしようと思いながらも具体的な募金先を決められずにいます。
ひねくれているとは思いますが、
『帰る場所のある被災地ボランティアってどうなのよ?』とか
『~してやったっていう施しの精神なんでしょ』とか
『してあげたって思ってると被災者の
不満は贅沢って思うんじゃないの?』とか…。
ボランティアの
人たちは元の生活に戻って『いいことをしてきた』っていう自己満足間の後も、
被災者の生活はまだまだ続くし変わらないし、
欲求はより人間的になっていくし俗物と言われるものだって必要だし。
詰まる所、忘れられたくないのかな、と。
10年後も20年後も支援が続くようなあり方を考えたいな、と。

(この辺りまでが4月後半の心境)

地震から早2ヶ月が過ぎ、ようやく私も動き出す気持ちになってきました。
まずは自分の身の回りの私の日常を滞りなく過ごすこと。
四季の移ろいを感じ、子供の成長を喜ぶ。
そして今ある幸せを実感して毎日を大切に過ごす。
そうしていれば自分のアンテナも敏感になってくるし、
物事に対する考えも整理がついてくる、と思っています。

風薫る5月、ヨガの教室も再開され、衣替えやベランダの植物の植え替えもしました。
オットとも議論を重ね寄付先も決めました。
たまにある余震はまだ恐いですが、それにも腹はくくれました。
『震災は起こる。起こったらどうするか考えとけば大丈夫』
そう思えるようになりました。生活の基盤だけでなく地域のコミ
ュニティーとかも含めて。

福島の件に関しては、今回のことでつくづく『無知は罪だ』と思いました。
スイッチ一つで得る利便性が、利用者と関係のない地域におんぶに抱っこだったことを知りませんでした。
私たちは節電で済むことに対して住まいを追われなければならない人がいる。
そのことに対してはやはり気持ちの持っていきようがありません。
それって沖縄の問題と一緒なのかな。とも思います。

今回の震災をきっかけに『臭いものにフタ』だった現実がたくさん見えてきたように思います。
自身の生きる社会についてより考えて行動しないとなーと思っています。

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当たり前の生活って当たり前じゃないと改めた気づかされた震災です。
この時は、さらに電気というエネルギーの礎のもろさに気づきました。

今の生活の便利さは、私以外の人の負担の上に成り立っているものでした。
私の生活は一見元に戻ったように見えても
別の地域では相変わらず負担を負わされたままになって
それが原因で地域コミュニティが分断されていました。

そんな社会の在り方はおかしい。何かを変えなければ。
そう思ったのがきっかけで今の暮らしにつながりました。
自分の生き方は望む未来につながるのか、それが行動を決める基準です。

震災以来寄付を続けています。
震災孤児への奨学金です。
やみくもな寄付はどこの誰に届くか分からない。

私たちは私たちのお金をどう活かしたいかを考えて寄付先を決めました。
その震災孤児はもしかしたら我が子だったかもしれない。
そう思っています。
当時生まれた長女が20歳になるまでは続けるつもりです。
わたしの子どもと同年代を生きる子どもたちが、みな希望を持って生きていけるように。

私たちは一人で存在しているのではなく、様々な要素が絡み合いながら
互いに葉脈のように網のように絡んで存在していると思っています。
小さな力でもどこかに働きかけをしていけば誰かの希望になるかもしれない。

そう考えて、今年も寄付をします。

モギコでした。

《昨日の昼ごはん》
久しぶりのBBQ!
息子のクラブチームの卒業式でした。メンバーでBBQ。
BBQ熱にまた火が付きました。

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『お金』『金額』『価値』気持ちのいいお金で生きる

こんにちは、モギコです。

11月の連休に地元の友だちが遊びに来たり、新聞取材を受けたり
今の暮らしについて聞かれることが多い今月。

やはり「お金の話」は重要で、みんなまず着眼するのはそこ。
そりゃそうだ。お金は大事。我が家にとっても死活問題で大事です。
初期費用やランニングコスト、売電についてなど
以前まとめたものがあるのですが、新たな「お金」に対する考え方が
形を成してきたので一度まとめておこうと思います。

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オフグリッドお金の話(2)モトが取れる?

こんにちは、モギコです。

6月に入り、ますます電気が余りまくっています。
もうすぐ新しいインバーターが届くので、そうしたら我が家のシステム
一旦コンプリート。
200V電源が使えるようになるんです!

さておき。
フグリッド生活、やっぱり「初期投資は結構した?」
というのは誰からも言われます。

今回はモトがとれるのかどうかについてまとめてみます。

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オフグリッドお金の話(1) 売電しない訳

おはようございます。休日は家電フル稼働のモギコです。

『独立電源で生活しています。電力会社と契約してません。』

という話をすると、たいてい聞かれるのがお金の話です。
初期投資とランニングコストを換算して、元がとれるのかどうか。
売電するってことは考えなかったのか。その方が得じゃない?
そんな所をよく聞かれます。

今回は、売電について。

もともと独立電源面白そう!がスタートなので
あんまり売電って考えたことなかったのですが、
なんで売電しないのか、まとめようと思います。

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