こんにちは、モギコです。
先日、とあるテレビの取材が我が家にやってきました。
電力を自給して、電力会社と契約しないオフグリッドライフも6年目です。
そんな暮らしを見せてください、とのことでお越しくださいました。
暮らし始めた当初は小学生低学年だった息子も今や中学三年生。娘たちも小学校高学年になりました。
私の話より、子供たちの感じ方のを直接聞いてくださいな、とお願いしてました。
子どもたちにも「かっこつけずに普段思ってることをそのまま話したらいいよ」と伝えて、いざ当日。
中3の息子氏
「設備を置いてる小屋の増強が必要。心臓部を置いてるのに小屋がぼろすぎる。
そもそものシステム構築をやり直してほしい。
ただ設備増強すると金額も張るから、便利とのバランスは必要。
ただ、もう少し暮らしに不便がないようにしてほしい。」
小6娘
「困ってることはあるけど、考えてみるとそこまでじゃない。
何を使ったらどのくらいの電気がいるかが分かっている。
家の瞬間使用量として800wくらいだと、何かが大きく働いている。」
小4娘
「いろんなこと知れて楽しい」←まだまだ癒しガール
全員
「最終的には、ないときはないからね~」
(これには取材に来たレポーターさんもスタッフの皆さんも
そこまで割り切れるもんなのか!という表情でした。
まあ、ないもんはないんですよ)
というようなことをいうではありませんか!
なんと言うかですね、ついこの間までは怒ってみたりべそをかいたり、悪態をついていたりしてたのに、
自分の考えをきちんと伝えようと、的確に言語化していることに驚いたのでした。
彼らなりに、便利さを求めることと金額の兼ね合いや
つねに「与えられる」状態ではないことをどう捉えるか
などを考えて、それを誰かに説明できるようになっている。
私とはもうそんな風にディスカッションしないけど
第三者を介して、子どもたちが持ついろんな考えを知ることができたのでした。
不便や我慢もあるけど、自分たちの暮らしを自分たちで賄う、っていうのをやってきて良かった。
「ない」という状況を、どう打破していくか。
どっかから調達するのか、ある中で暮らすのか、
電気の話だけじゃないと思っています。
自然と子どもたちも気付いてくれているようで嬉しかった。
ちょっとくらいはみんなカッコつけてはいたけど。
TV放映なんてなかなかないので、ちょっと楽しみにしてもらえるといいな。
私は加工してもらえばよかったな。
モギコでした。
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