『お金』『金額』『価値』気持ちのいいお金で生きる

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こんにちは、モギコです。

11月の連休に地元の友だちが遊びに来たり、新聞取材を受けたり
今の暮らしについて聞かれることが多い今月。

やはり「お金の話」は重要で、みんなまず着眼するのはそこ。
そりゃそうだ。お金は大事。我が家にとっても死活問題で大事です。
初期費用やランニングコスト、売電についてなど
以前まとめたものがあるのですが、新たな「お金」に対する考え方が
形を成してきたので一度まとめておこうと思います。

 
hanapeko8.hatenablog.com

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 私の住まう東総エリアは1次産業がとても多くて、誰もが何かの「生産する側」にいます。
趣味で作っている人も多くて、その方たちは自分たちで食べきれない分は
まわりの人に分けます。あげるのです。そこにお金の入る隙はありません。

私も、味噌や梅干しを作りますが、食べきれない分は、人にあげます。
手作りの自家製味噌を差し上げると喜ばれることも多く
「買ったら〇〇円する」という風に喜んでくれることも多いです。

でもね、作ってる側は「買う」って言う選択肢はないのでそれにピンとこない訳です。
じゃあ、その言われた金額で売るのか?って言われたら売りません。別に。
そもそも「あげたい」と思って差し上げてるので、そんなとこにお金持ってこられたら
むしろ腹が立つわけです。

「お金」が価値を持っているわけではなく、代わりに受け取るモノに価値がある訳です。
その価値を何で測るか。

テレビ番組なんかでよく生産地に行って、新鮮な農産物や海産物の一番おいしい所を食べて
「これは東京で食べたら、〇円はする」と言うアレもそうです。
「これは東京だといくらお金をだしても食べられない。」なら分ります。
生産地側にたってみたら「こんなものに〇円払うなんてばかじゃなかろうか」です。
これはその価値とお金がちぐはぐになってる典型だと思っています。

「等価交換」ってありますが、それを、私とあなたで行えばいいのです。
私にとっての価値とあなたにとっての価値で測ればいいんじゃないかと思うわけです。
それはお金じゃないかもしれないし、物々交換かもしれないし
又は言葉だけでモノやサービスが介在しないかもしれない。
でも、私とあなたが同じだけの価値があると認めれば、それでOK!じゃないでしょうか。

トマトがたくさん採れたのでおすそ分けしたら、ジャガイモを大量に持たせてくれたなんてよくあります。
また、トマトをたくさんもらったから、トマトソースを作ってお礼にあげたとか。
トマトだと使い切らないけど、ソースになって帰ってくればすぐにでも使うのです。
こんなの倍になって帰ってきたくらいの気分です。
どちらも、そこに「あげたい」という贈る気持ちしかないのです。
同じだけのこの気持ちで、世の中が回らんもんかな?とも考えます。マジメに。

地元に帰った時、両親や兄弟がいろいろもてなしてくれたり、世話をしてくれたりします。
それに『お代を払うよ』って言っても絶対受け取ってくれません。
それは家族が私のために「してあげたい」と思ってしてくれることだから。

お世話になったら『お礼だから』と言ってお金を渡すことはあります。
それは気持ちよく『ありがとう』と受け取ってくれます。

同じお金のやり取りです。動くお金は同じかもしれない。
でも「お代」と「お礼」だと渡す方も受け取る方も気持ちが全然違う。
あ、「お代」でもらう方が気が楽という方もいます。それはそれでいいんです。

ギフトとかギブアンドギブとかそんな言葉で表現されるようですが
「請求されたから支払う」ではなく「あなたに使ってほしいからあげる」
そんなお金を巡らせていけるといいと思っています。

私たち夫婦は会社員です。
毎月お給料をもらっていますが、このお金も「ありがとう、おつかれさま」という気持ちの表れだと思っています。
会社からの感謝の気持ちだと思って、ありがたく受け取ります。

そういう気持ちのいいお金を気持ちよく受け取りたい。
そして、こちらからお金を渡すときは気持ちよく差し上げたい。

なるべくならこういうお金で私たちは生きていたいと思うのです。

私たち家族は新しい未来が開けるかもしれない、と思って自宅にお金を使いました。
新築とリノベーション、同じくらいの金額で同じ程度の家になるって言うんだったら
古いものを少しでも残すリノベーションでやってみよう。
電気を買い続けるのと同じくらいかちょっとプラスくらいだったら、
電気を買わずに生活するオフグリッドをやってみよう。

金額だけを見て「1円でも得したい」「1円も損をしたくない」
それだけになってしまうと多分踏み切れなかったと思います。
でも、価値の基準を自分たちの手に戻せば、判断の基準も変わってくるのです。

いわゆる「貨幣経済」から一旦離れてみること。
当たり前だと思っていたことから、離れるからこその判断です。

今は電力会社とすっぱり縁を切って、非常に気持ちよく生活しています。
請求書も来ないし関わり合いもなく、スッキリです。
この清々しさは、何物にも代えがたい。
システムにお金を掛けたのではなく、この清々しさにお金を払ったという感じです。

長いわりにまとまりませんでしたね。モギコでした。

《昨日の晩ごはん》
・鳥モモ肉のニンニク甘辛焼き(息子がこれはバクバクアイテムだー!とモリモリ食べました)
オイキムチ
・豚汁(日曜日に大量に仕込むのが定番です)

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